京都に行った際に、リッツ・カールトン京都に泊まってきました。
とてもとても素敵なホテルで、また泊まりたい!と強く思う素敵なホテルでした。
リッツ・カールトン京都は京都駅からは少し離れた河原町二条、二条大橋の近くの鴨川のほとりにあります。
▲車はここから入ります。奥に見えるのが歩いて入るエントランス
エントランスを抜けると人力車がお出迎え。
リバービューラグジュアリールーム
今回わたしはシティビューのお部屋を予約していたのですが、お部屋をアップグレードしていただき鴨川が臨めるラグジュアリールームにしていただきました!
お部屋をあけると廊下のようになっていてそこを抜けると…
わぁー!!と思わず声をあげてしまいました。
広いお部屋と大きめにとられた窓からは鴨川が見えました。
町屋の縁側に見立てたリビングルームです。
リッツカールトン京都のチェックインはお部屋で行うので、さっそく鴨川が見える窓際の座席に腰かけて淹れて頂いたお茶を飲みながらチェックインをして頂きました。
▲すぐそばに二条大橋が。
チェックインの際にspgプラチナ特典についての説明もありました。
リッツ・カールトン京都はラウンジがないため、館内のレストラン、ザ・ロビーで頂けるドリンクチケットを頂きました。食後にバーで一杯頂けるなんてー!やったー!
また、プラチナ会員は朝食が無料で頂けるとのこと。
こちらもわたしは全然知らなかったのでとてもびっくりして、思わず何度もやったー!ありがとうございますとお礼を連呼してしまいました。
(京都の朝食は美味しいと聞いていたので、普段朝食をとらないわたしですがここはお金を出してでも頂こうと思っていたのです。朝食については後述します。)
行く時間はありませんでしたが、プールとフィットネスも無料で使えます。
▲ウェルカムフルーツは、梨・桃・プラムでした。瑞々しくて美味しかった!
お手紙と一緒に折鶴が。和モダンな京都のリッツらしいおもてなしです。シャンパングラス型のカードがドリンクチケットです。
▲テーブルの奥にはBONSAIが。宿泊してみてわかったのですが、宿泊客の多くが外国からのゲストでした。京都らしい演出が随所に見受けられてとても素敵です
▲ダブルベッドが2台。かためのスプリングで寝心地最高
▲ベッドの向かいにはこれまたぐっすり眠ることも出来そうな大きいソファ。壁にかかっている書?絵?も和テイストです
さてお待ちかねのバスルームです!
玄関をあけて左手側、廊下を挟んだ向かい側にバスルームがありました。
いいホテルのバスルームは広い!というわたしの中の定説があるのですが京都のリッツも広くて明るく、お風呂に入るのが楽しいバスルームでした。
▲朝喧嘩にならない(ここ重要)ダブルシンク。
▲ふかふかのタオルもたっぷり置いてありました
脚を伸ばして入れるバスタブ(ガラス越しにシンクについているテレビが見れます)はちょうど良い深さでゆったりと入れます。
シャワールームはありませんがレインシャワー付きでした。
身体を洗うところにすのこがしいてあって、ここでも和テイストを味わえます。すのこがしいてあると滑らないし水切れがよいので日本の道具って実用的で趣もあってとても良いなと感じました。
▲バスタブ。もちろん枕つき。寝ちゃう~
▲アメニティはおなじみAspreyのもの(シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ボディクリーム)、京都しゃぼんやの洗顔石けん、バスソルトもありました。
廊下にはコーヒーメーカーとティーサーバー、冷蔵庫、バーセットがあります。
こちらの有料ドリンクにわたしは恐れおののきました。ワインセラーになっているのですが…
▲テーブルの上にはリッツ・カールトンのお水とマイラーおなじみの
▲スペシャルTと
▲ネスプレッソがあります。飲んだらターンダウンの間に勿論カプセルは補充してくださいました
▲食器類。並べ方がとてもきれい
▲酒器類。
▲冷蔵庫にはオーガニックのジュースやら獺祭やらがぎっしり
お部屋のワインセラーにオーパスワンが置いてあるのはじめて見ました!!!2度見したよね。お値段は諭吉さん3人くらいだったかな…
▲盗まれたらどうするのー!って貧乏人らしい感想しか浮かんでこなかったです。ていうかリッツに泊まるようなお客さんにとってオーパスワンってデイリーワインなんですかね?勿論飲みませんでした!
天麩羅 水暉
今回ホテルの宿泊はspgアメックスを利用して貯めたポイントによる無料宿泊だったので、ちょっと背伸びしたお食事をリッツでとろうと思い、選んだのがこちらです。
水暉はリッツ・カールトン京都の地下一階にあり、会席・鮨・天麩羅・鉄板焼の4つの料理で構成された日本料理レストランです。
今回わたしはその中から「ミシュランガイド京都・大阪」で1つ星を獲得した天麩羅 水暉にうかがいました。
▲水暉入り口。広い店内の一番奥に天麩羅水暉はあります。
わたしが頼んだのは、先付け・シェフのおまかせ天ぷら・サラダ・ごはんもの・デザートのコースの仲澄です。
▲先付け。二種類の胡麻を使った胡麻豆腐
最初に本日の食材を見せて下さいました。
これだけで期待が高まります。食材が並んでいる姿ってなんて美しいのでしょう!これらがどのように調理されるのか楽しみです。
抹茶塩からアンデスのお塩まで、4種類のお塩。
▲どれがなんていう塩かもう忘れましたが、右端のアンデスの塩がまろやかで美味しかったです
大根おろしすら鞠のようでかわいらしく盛り付けてあって崩すのがもったいないくらいでした。
ところでわたしは「美味しかった!」とか「素晴らしい!」以外の語彙力がないので全くブログで食レポができないので、特に美味しかったものの写真等を少し載せますのでご査収下さい。
▲まずは車えびの頭の天ぷらからスタートです。
▲続いて車えび本体。(本体?)
▲ピュアホワイトの天ぷら。
▲きす。さくさく、ふっくら。
▲茄子の天ぷら、ウニ乗せ。これでもかというくらいウニが乗ってました
▲近江牛の天ぷら。お肉の天ぷらって庶民的な鶏天くらいしか食べたことなかったので感動しました(ひどい感想
▲鱧の松茸巻き。鱧が好きなので事前にリクエストしていったのですが、すごいのが出てきた
〆のごはんものは、天茶漬け・かき揚げ天丼・卵黄の天ぷらご飯から選べます。
たまごの天ぷらが好きなので卵黄の天ぷらご飯をお願いしたらえらいもんがでてきました…!
▲卵黄の天ぷらの上にどどーんとキャビアが乗ってました。最高、最高、最高(キャビア大好物)
京都といえば会席かなあなんて思っていたのですが、天婦羅にして大正解でした。
季節ごとに食材がかわるので、また是非うかがいたい素晴らしいお店でした!
いつの季節ももちろん料理長自慢の天婦羅が並びますが、冬の天婦羅はオススメだそうです!次は冬に行きたいな~、なんて。
ザ・バーでプラチナ特典のドリンクをいただきました
さて、天婦羅でお腹を満たしたあとは食後酒の時間です。
ザ・バーにうかがってお酒を楽しんできました。
ドリンクチケットで頂けるお酒はこちらの中から選びます。
わたしはコスモポリタンを頂きました。
お部屋にオーパスワンが普通においてあるようなホテルですから当たり前なんですけど、っていうかホテルのバーって尋常じゃなくいろんな珍しいお酒置いてあるじゃないですか?
もちろん無料ドリンク一杯で済むわけもなく、後ろに置いてあるいろんなお酒についてバーテンダーさんと話していたら出るわ出るわ、おもしろかったり珍しいお酒の数々。
美味しいラムやらウイスキーをいろいろと出して頂いて、最後はお部屋にバーテンダーさん自慢のモヒートまで持って来て頂いてたらふく飲んでしまったのでした。
国産ウイスキーの珍しいカスクとかいろいろ置いてあるので、食後にとても楽しめるバーですよ!
(いろいろあったんだけど薀蓄が長くなるだけなので割愛。お酒好きは是非いってください。ちなみにリッツを出て右に徒歩10秒くらいのところに、コンクールでも優勝したりしているらしいすごいバーテンダーさんがいるバーもあります)
ラ・ロカンダで朝食ビュッフェ
朝食つきということで、のんびり起きてラ・ロカンダの朝食バッフェに行ってきました。
枯山水を臨むエレガントな空間で、豪華な朝食を(軽く)(朝食あんまり食べれない病)いただいてきました!
メインのお料理はオーダー方式、コールドミールとパン類はバッフェ方式、フルーツとヨーグルトはワゴンが各席を回ってくるのでワゴンオーダー飲茶方式の目にも楽しい朝食です。
あまりにも質が高く美味しい朝食でしたので、またこちらに泊まる際はお金を払ってでも朝食をいただきたいと思いました。
時間によっては意外と混んでいるので前日に時間を決めておけるなら前日に、当日でも行く前に電話をして予約をしておくと吉です。
わたしは起きた時間に合わせていこうと思っていたので、当日の朝起きた時に電話して予約をして行きました。
▲奥に見えるのが夷川邸。明治41年に建てられた藤田伝三郎の京都別邸だった夷川邸をレストランフロア内に移築したという…!
▲枯山水の手前にはチーズとコールドミールのバッフェが並んでいました
▲ミモレット食べ放題って、いいんですか!切りづらいけど!ミモレット食べ放題て!
▲日本のリッツではサーモンの取り合いにはなりませんでした。(NYリッツの記事参照)
▲サラダと、クスクス、冷たいお野菜料理
▲スチーム野菜もありました
ヴィエノワズリーはピエールエルメです。こんなにいろいろあっても食べきれないよう…!
▲サックサク、バターの香りたっぷりのクロワッサンとクロワッサンイスパハンは意地で食べました。全種類食べたかった。
▲エルメのパン以外にも色んな種類のパンがあります
▲ワゴンオーダー式のフルーツ。好きなフルーツとヨーグルトの有無をオーダーできます。カラフルなフルーツがのったワゴンが回っているのを見るだけでも楽しい!
▲わたしはいちごとメロン、ベリーにヨーグルトをかけていただきました
▲シリアル類ももちろんあります
メインのメニューはこちらです。
おすすめをうかがうと、エッグベネディクトと言われたので素直にそちらをお願いしました。
パンケーキもおすすめです!お腹に余裕があったらそちらも是非と言われましたが余裕はありませんでした…。
▲エッグベネディクト。トラディショナルで濃厚な味わいでした
リッツカールトン京都に泊まってみて
リッツカールトンは好きなホテルで、どこもとても素敵ですが京都のリッツカールトンはとても素晴らしいホテルでした!
東京のリッツカールトンも随所に和のテイストが散りばめられたモダンなホテルですが、京都はより京都ならではの和のテイストを全面に押し出しつつもモダンで、日本人のわたしもですが特に外国からのゲストを意識した造りになっていたように思います。
たとえばリオオリンピック閉会式で披露されたトーキョープレゼンテーションのように、人々のイメージの中にあるKYOTOが体現されたような。
お部屋は、ずっと鴨川を眺めながらのんびり過ごしたいと思えるような素敵なお部屋でしたし、水暉でのディナーもザ・バーでのお酒も、ラ・ロカンダでの朝食もどれも優雅で非日常な時間をゆったり過ごすことができました。
ただでさえ不思議な魅力がある日本の京、京都ですがその中でも格別のホテルです。
京都に行かれる際は是非リッツ・カールトン京都に滞在されてはいかがでしょうか?