2018年1月にNY旅行に行った際にリッツ・カールトン ニューヨーク セントラルパークに宿泊しました。
この記事はリッツ・カールトン ニューヨーク セントラルパーク(長い)のクラブラウンジ潜入レポートです。
リッツ・カールトン ニューヨーク セントラルパークのクラブラウンジ
クラブラウンジは2Fにあって、入り口は重厚な扉が閉まっており、いつの時間帯もカードキーがないと入ることが出来ません。
わたしは事前にクラブラウンジでチェックイン可能とメールを頂いていたので直接クラブラウンジに行ったら、ドアが開かなくてすごすごと下に降りてチェックインしました。
チェックインしてカードキーを受け取った後に再度ラウンジへ。
ルームキーにラウンジアクセス権も付帯されていたようで、ルームキー一枚でお部屋もラウンジも入室できました。
▲躍動感のある入室の瞬間の写真
ドアを開けたら正面にバトラーのデスクがあり、何か御用ですか?と微笑まれるので大丈夫ですって挙動不審に言いつつ右手に目を向けるとかわいらしくディスプレイされた砂糖菓子たち。
砂糖菓子の奥がフードプレゼンテーションとお食事スペースです。そんなに広くはなく、こじんまりと落ち着いた雰囲気です。
窓からはセントラルパークが見えます。
家具のひとつひとつが重厚感あってザ・リッツ!っていう感じ…というボキャブラリー貧困層っぷりなわたしですが、日本のホテルは(東京のリッツも)モダンなデザインのラウンジ、家具のところが多いのでこういうクラシックな空間って海外の方が味わえる気がします。
紅茶の種類もたくさん。コーヒーはお部屋に持って帰れるよう紙コップが置いてあります。
ラウンジの奥から入り口の方を撮ったもの。わたしが訪れた時間は朝食の時間帯をのぞき、人があまりおらずいつも静かでした。
フードプレゼンテーションのスケジュール
フードプレゼンテーションは1日5回、スケジュールは以下の通りです。
○朝食 7:00~11:00
○ランチ 12:00~14:00
○アフタヌーンティー 14:30~16:30
○カクテルタイム 17:00~19:30
○デザートタイム 20:00~22:00
ブレックファスト
こちらのラウンジはどの時間帯もホットミールはなく、コールドミール中心のメニューでした。
エッグステーションなどもありません。
わたしは朝はあまり食べないので、ハムやサーモン、チーズにフルーツとそれでも十分なメニューがありました。
前述の通り、朝食タイム以外は人もまばらで(カクテルタイムでさえ!)、みなさん落ち着いてゆったりとラウンジを楽しんでいらっしゃったのですが、朝食だけは別でした。
わたしは見てしまったのです、みんなのサーモンに対する執着を…!
サーモンがなくなるとそこかしこのお客さんがボーイさんに「サーモンがない」「サーモンは?」と問いかけ、サーモンがサーブされるとまるでTWDに出てくるゾンビのようにサーモンに群がり、一瞬でサーモンがなくなったのでした。
ここのお客さんは人間の皮をかぶったグリズリーだったのかもしれません。
みなさんもリッツのラウンジに行かれた際はサーモンに気をつけてください!
▲チーズやハム、ローストターキー、フルーツなど。ディスプレイがきれい
▲これが一瞬でなくなるサーモンだ!刮目せよ!あまりに人気すぎて最後はサーモンコーナー撤去されました悲しい
▲サーモンとちがってターキーは人気がなくてお昼にも登場していました
▲ヨーグルトやミューズリー
▲フルーツ。ベリー類が豊富でベリー好きにはうれしかったです
▲ミルクやシリアル。あと、オートミール!わたし外国文学の中でしか見たことなかった。(そしてたいがいの子供たちが嫌がっているイメージ)
▲ペストリーが豊富なのはリッツらしいですね。みんなベーグルにサーモンはさんで食べていました
▲マフィンもいろんな味がありました。隣にはジャムとはちみつの小瓶も
▲数少ないホットミール(?)ビスケットの中に卵とチーズが練りこまれたもの。なかなかあぶらっこかったです笑
▲ジュースクレンズとかスムージー。さすがダイエット大国
ランチタイム
ランチタイムはミニバーガーやボリュームのあるサラダが何種類もありました。
わたしは食べなかったのですが、とても美味しそう!ヘルシー…かどうかはわからないけど、こういうボリューミーなサラダってお腹いっぱいになるし罪悪感少ないし、ダイエット的な意味でもとてもよいと思います。
お昼もホットミールはありません。ニューヨーカーのお昼はサラダ!(知らないけど)
▲手前のポテトとアンチョビのサラダが凄く美味しそうだったー。
▲サラミと、朝人気のなかったターキー(悲)
▲ミニバーガーは2種類ありました。手のひらサイズ!
▲昼間もビールやワインは好きなだけ飲めます
カクテルタイム 土曜日はキャビア食べ放題だぞ!
好きな魚卵はキャビアです。行きの飛行機でも堪能しましたがこちらでもキャビアをいただきました。
そう、なんと土曜日のカクテルタイムに限りキャビアが食べ放題なのです!
リッツ・カールトンのラウンジはどの時間帯もアルコールの提供がありますが、シャンパンやカクテルを頼めるのはこの時間です。
シャンパンとカクテルを堪能してきました!
▲セントラルパークを眺めながら、シャンパンで乾杯♪
▲チーズとフルーツは鉄板
▲コールドミール。レンズ豆のサラダ。美味しかったです。
▲謎のヌードル。よくわからない味でした。
肝心のキャビアどこーって思っていたら、真ん中のテーブルではなく壁沿いにひっそりと置いてあったのでした。
なくなったら補充してくれるのですが、キャビアに喜んでいるのはわたし1人だったので食べ放題と言われてもガツガツいただくのも恥ずかしく、コソコソとわたしなりにこんもりお皿にのせていただいたのでした。
▲この左側にあるのが黒い宝石、キャビアだ!地味~~~~
▲欧米はちっちゃいパンケーキにゆで卵とかケイパーとかと一緒にのせて食べるスタイルが主ですよね。郷に入れば郷に従ったわたしですが、そのままorご飯に載せてわしわし食べたいです
リッツのHPに載っている写真と全然違う…!と思ったとか思わなかったとか。
全体的にフードの種類はそこまで多くなく、こぢんまりとしたラウンジだなあという感想でした。
最近のホテルのラウンジのフードプレゼンテーション、すごいところ多いですからねえ。お茶やお酒と一緒に軽くつまめる量で、品よくお腹いっぱいになれる適切な数と量だなって思いました。
なにより窓の外はセントラルパークで、名物の馬車が闊歩しているさまを眺めながらのんびり過ごすその時間が素敵で、なんだか女優さんとかセレブになった気分に浸れました。笑
宿泊記どこいった
さて、宿泊記です。わたしが泊まったお部屋はどんなところなのか??
……それについてですはね、わたしが今回リッツに宿泊することを決めたきっかけを作ってくれた偉大なお二方の宿泊記をご覧下さい。
どちらも読み応え満点でとっても素敵な宿泊記です!!一度は泊まってみたくなること請け合いです!
わたしもspgアメックスで貯めたスターポイントを利用してキャッシュ&ポイントでラウンジアクセス付きのお部屋を予約しました。
お部屋の広さはお2人と同じ、お部屋のつくりも同じだと思います。なんなら宿泊したフロアもTortさんと同じでした。
って、手抜きじゃないんですよ?????
お部屋について書く気になれない出来事があったんです、それは…
No Viewのお部屋!!!
ベルボーイさんに連れられてお部屋に入ってワクワクしながらカーテン開けたら、これ!!!!!
思わず振り返ったらベルボーイさんがとても切なそうな顔で「No View...」と言って荷物を置いて部屋を出て行った時の悲しさったらなかったです。
思わずあれ思い出したね、あの「ビデオメッセージが届いてます」って言われて
「誰かな?カズさんかな?」ってワクワクしながら再生ボタン押したら「こんにちは、ジャイアンツの坂本です」って坂本選手が再生された時の香川さんのこと。
しばらく落ち込んだからね。しかもわたしこの日リッツでお誕生日迎えるんだ~わいわい!って脳内お花畑でしたから。
ということで宿泊記はありません。景色などなかった。規則的に並んだ窓以外は。
ただ、搭乗記にも書いたようにバスルームの広さは心の余裕を生むという格言があるように(そんな格言はないしそんなこと書いてないけど)、リッツ・カールトンのバスルームは普通のお部屋でもバスルームが広くてとってもよかったです。
NYのホテルは狭いけれど、ベッドルームも広くてスーツケースを広げて荷物を整理できるくらいの広さでしたし!
セントラルパークビューでも、貯水タンクビューでもないなんとも中途半端なNo Viewのショックから立ち直るのに多少時間はかかりましたが、カーテンさえ開けなければとても良い滞在でした。*1
いつかまたリベンジしたいと思います。(またNo Viewだったら笑う)
待っててね、リッツ・カールトン・ニューヨーク セントラルパーク(長い)!
▼NY往復のANAファーストクラス、ビジネスクラスの搭乗記はこちら▼
*1:わたしの徳の低さを実感した出来事…ではなく、グラミー賞前日だったからダウングレード(メールにはクラブルームと書いてあったので)になっちゃったんだよね???と自分に言い聞かせるという。