2022年陸マイルの旅

2017年から陸でマイルを貯めつつANA隠密修行をしたわたしの趣味の旅行(遠征)、買い物、グルメ、つれづれ日記。

2020


えっ、もう2020年終わるの?

こないだ明けましておめでとうございますって(夏に)ブログ書いたばっかりなんですけど?

今度書こうと思って寝かせてた旅行記が渋滞してるんだけど、もうこのままじゃ間に合わない!もういいや……って大掃除しないまま年越すのと同じ言い訳してます、お元気ですか。

一瞬で時が過ぎるのもわたしがブログ書かないのも、ポストが赤いのも全部コロナのせい。

先日また性懲りもなく竹富島行って来たんです。

何回も来てるし、ここのことは前に書いてるからもう写真とかいっかー、なんてお部屋写真とか一切撮らずに帰ってきて久々にブログ開いたら宿泊記書いてなかった。一度も。2020年いちばんの衝撃でした。

なので、星のや竹富島の宿泊記を……書きません!今日は書きません!

withコロナのホテルステイシリーズでいずれ書きます。シリーズって一度しか書いてないじゃんっていう突っ込みやめてね!

たぶん書くし!やろうと思ってたの、今!でもおかあさ…コロナが先に本気出しちゃったからさ~~やろうと思ってたのに先に本気出されるとやる気なくすじゃん~~~

 

2020年っていう年は全世界がコロナという災禍に見舞われた、歴史上稀に見る年でした。

でした……っていうか、たぶんこれまだ終息の目処たってないから来年に続く、って感じだと思うけど、でした。

かつての当たり前が当たり前じゃなくなって、気を付けて行動すること、諦めなければいけないことがあることが当たり前になった世界線でもわたしは本当にありがたいことにあまり変わらない日常を続けることができました。

旅行にもそれなりに行きまして、それを振り返りつつ今年を終えたいと思います。

 

 

2020年の旅行振り返り

京都

今年最初は京都へ。ここ数年恒例な気がする。


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今回はリッツカールトンに2泊してお寿司と天ぷらを食べた。

あと、ドラクエウォークやってるのでおみやげのために金閣寺と平等院へ。

この頃から少しずつ新型肺炎って言葉がぽつぽつニュースになってきてて、人も少なかった。

房総

温泉。何度か行ってる、部屋露天つきで金目鯛の煮付けがおいしい宿。


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ひたすら温泉に入って、食事処も個室だったので宿の人との会話も最小限。

函館

ほんとうに人が少なかった。


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でもラッピとか行くと地元の人たちが大勢で飲み会みたいなのやってて、温度差を感じたりもした。逆に函館のちょっといいお寿司屋さんは、しっかり対策とってたし、インバウンドがなくなってお客さんが減ったって話を聞いた。

しっかり感染症対策をした上で、自分の好きなところにはできるだけ行きたいという思いを持つようになったのはここでそんな話を聞いたからかもしれない。

 自粛生活

事態はよくならず緊急事態宣言が出て、春から初夏にかけてはほとんど会社と家の往復しかしてなかったけど、お取り寄せしたりテイクアウトしたりして割と平和に過ごしてた。

成田ヤマニさんはあん肝が美味しい。

根津松本さんは、もう言うまでもない。冬は香箱蟹があるんだけど、蟹面にして売ってくれるしカキは牡蠣フライにしてくれるし、他にもお魚を調理してくれるので味はもちろんのこと、天国のような魚屋さんです。

 

沖縄

gotoトラベル事業の推移や各地の自粛要請の様子を見つつ、夏になって沖縄に行った。

自粛警察が怖かったのでそーっと、行った。

これね!わたしの今年の代表作!

www.jabobeat.com

 

そこであまりの人の少なさに愕然として、こんなことを思った。

 

これは完全に個人によって考え方に温度差があることだと思うのだけど、わたしにとっては感染症対策をしっかりしていて、密な環境がないホテルに籠もってごはんを食べる事の方が、不特定多数が近くでお酒を飲んで会話している外食よりも性に合うというか、抵抗感がなかったことだった。

宮古島

そんなわけでいわゆる飲食店での外食って春先の函館のお寿司以来ほんとうにしていなくて、人が作る、自分が作れないおいしい物を食べたいと思って宮古島に行った。

もともと前から旅行の計画を立てず、思い立ったら行動っていうタイプなので、夏と海が好きなのに今年の夏が短くてさみしくて夏を追いかけるように急遽決めた旅だったけど、海もホテルもお料理もすごくよくてすっかりイラフのファンになった。

(きっとここにイラフ宿泊記のリンクが埋め込まれる…はず)

能登

発酵王国能登の食材、ふらっとの前身さんなみのご主人仕込みのいしりを随所に使ったイタリアンと、シンプルながら滋味深く一品一品が丁寧で、足るを知る、という言葉を具現化したかのような満ち足りた能登の朝食は本当に素晴らしかった。

ふらっとについてはためたろうさんのブログが詳しいので是非読んでみてください。

www.mairu-michi.com

ただやっぱり秋になっても飛行機の減便や欠航は続いていて、この旅行も予約していた便が欠航になってしまって能登にもう1泊することになった。

宿泊せざるを得なくなった分はANAさんが補償してくれたのだけど、こういう制度も知らないと知らないままなので記事にしておきたい、と思った。

休みを1日多く取らないといけなくなったけど、ANAさんのおかげで有名な和倉温泉に行けて、のと鉄道に乗ることができたのでANAさんありがとうって正直思ってしまった。

ここまではGoTo全く使ってなかったんだけど(無頓着)、前から行ってみたかった料理民宿、ふらっとさんの予約がGoTo適用されたのでGoTo使ってその威力のすごさには驚いた。

宿泊費が安くなるだけじゃなくてクーポンで宿でのお酒代がほぼ無料って!

日光

今年開業したリッツカールトン日光にも行った。

もともと開業後すぐに予約を入れていたんだけど、開業が延期になってしまって予約変更をすることになり、紅葉シーズンの11月に。

リッツカールトン京都をブラッシュアップしたような和モダンでスタイリッシュなホテル。男体山を眺めながら入る温泉は最高に気持ちよかったし、スタッフの人たちの人柄も良くて、とても良くしてもらってまた季節をかえて再訪したいと強く思った。

ホテルで貸りられる電動自転車で竜頭の滝までサイクリングしたのも楽しかった。

金沢

次に思いつきでふらっと旅に出てしまったのが、金沢。

香箱蟹が食べたくて、昨年のユニツアーで行ったお店に再訪。

ここで久しぶりにホテルの外でごはんを食べにいったんだけど、まぁまぁ密だったり、ワイガヤと飲んでる人たちがいることに自分との温度差を感じたりもした。

一度行ってみたかった、どうでしょうファンにはおなじみのなぎさドライブウェイはめちゃくちゃ楽しかった。

 

奈良と京都

京都は今年2度目。

奈良ではこちらも今年開業したJWマリオットに泊まった。

今までマリオットのプラチナエリートでもスイートにUPGされたことなかったし、自分には縁がないと思っていたのがまさかのUPGで感動した。都市伝説じゃなかったんや…。

ホテルのいたるところに鹿のアートがあって、シックで鹿モダンで素敵なホテルだった。鹿は見ても食べてもよいものである。

ラウンジのカクテルタイムもなかなか良かったし、なにより街や名所のスケールが大きく食べ物が美味しい奈良の魅力を知ったので、近いうちにまた行きたい。鹿食べに。

JWマリオットのいいところは、伊丹空港からリムジンバスに乗ると目の前に停まってくれるのでとても移動が楽です。遠いようで近い。おすすめです。

そして今年2度目の京都。天ぷらが食べたくて、冬。

リッツカールトン京都5周年記念グッズのモノポリー、前回いいなと思ったのに買わなかったのが心残りだったので今回やっと買った。もったいなくてまだ開けてない。

購入する際に、いくついりますか?と聞かれたのはもしかして観賞用と使う用と布教用のオタクあるあるを見透かされてたのだろうか?

 コロナでリッツカールトン京都も一時期休業してたのだけど、ちょうどその頃情熱大陸で天ぷら近藤が放送された。

近藤で修行されていた小島シェフも取材を受けていたので、その話をしたり、お互いの無事を喜んだりしてとても楽しい時間を過ごせた。

年の初めに来ていて、出される食材もだいたい同じなのに食材の見せ方や準備の仕方、火の入れ方が少しずつ違って来るたびに驚かされるのが楽しい。

新規開拓も好きだけど、同じホテルやレストランに通って違いや進化を楽しみつつ、そこの方々と親交を深めていくのが好きなんだと改めて思った。

竹富島

そして進化に驚いたのが、今年最後の旅行となった竹富島星のやだった。

宮古のTIN'INでも能登のふらっとでも感じたことだけど、その土地の文化や食材との融合を楽しめる料理がとても好き。

東京にはなんでも集まるようで、だけど島野菜やふらっとで出てきたような発酵食品は意外とない。そこに出向かないと出会えないものが日本にはたくさんある。

それを求めてわたしは旅をするのが好きなんだ。

自他共に認める晴れ女なので、今回もお天気に恵まれて2年ぶりの竹富島でのんびりすることができた。

今年最後の旅行が竹富島でよかった。

自分の旅のスタイルや原点みたいなものを思い出せたし、シンプルに好き。

琉球畳に寝っ転がると「ただいまー!」って気分になれる。サマーウォーズのおばあちゃんの家のような、帰る場所。

 

マリオットプラチナエリート

他にもホテルステイしたりとかあったけど、旅行振り返りということで割愛。

プロモーションやらなんやらで今年の実績は61泊でした。

お部屋のアップグレードももちろん嬉しいんだけど、プラチナで良かったなーと思ったのはレイトチェックアウト最大16時かな。

1泊の旅行でも、朝食を食べてから部屋に戻ってゆっくりしたり周辺をお散歩したり、プールで泳いで食後の運動をして、ランチを食べてからチェックアウトできると2泊分くらいの満足感があるなーと思いました。

ラウンジについては、そもそもわたしが泊まるホテルにラウンジがなかったり、ラウンジは別料金なのでプラチナ特典としてラウンジを利用することが殆どなかった。

なかったけど、JWマリオットのラウンジはなかなか良かった。わたしの愛するシャングリラに迫るのではないかと思った部分もあったほど。

あとは、イラフの冷蔵庫の飲み物がおかわりできるのも地味に嬉しかった。マンゴージュースが美味しかったのでおかわりしました。

こういう上級会員向けの特典というのはないならないで全然いいんだけど、あるとQOT(クオリティーオブトラベル)(そんな言葉あるのか?)があがると実感しました。

来年はチタン・プラチナの数が例年に無く増えるだろうから諸々のベネフィットをどれだけ受けられるかわからないけど、とりあえず来年もプラチナです。

UPGやレイトチェックアウトは空室状況により、っていう条件付きだし、部屋やその他希望があるならその分対価を払えばいいことなのでどっちでもいいかな。あればラッキー、くらいの気持ち。

なのでわたしはそこそこ広いお部屋が好きなため(特にホテルに篭ることが今まで以上に増えた昨今)、そこを基準にホテル選びをし、部屋を選んでる。

勝手に期待して期待通りじゃなかったらガッカリするっていう一人ジェットコースターするよりよっぽどいいように思う。(シャンパンガチャは好きだけどC/Iガチャはわたしには向いてない。笑 でもそのドキドキがたまらん!って人もいると思う)

レイトC/OとかUPGをして下さるホテルのみなさまには感謝しかないです。

特典があってもなくても推しには来年も課金する所存。

 

 2020年は「改めて気づく」年だったのかもしれない

いやー、Twitter貼り付けでなんかズルしちゃった感じもあるけど貼り付けるだけでも大変だった……ありがとうTwitterで呟き続けた2020のわたし。

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未曾有の1年で、今までとは違う世界線にすっかり移動してしまったけれど、わたし個人としてはよい1年でした。

ライブが中止になったり、気軽に友達と会えなかったり、諦めなきゃいけないことはもちろんあった。

だけどそんな中でもすごくすごく嬉しい出来事もあったし、工夫してできることや会えること楽しめることのありがたさとしあわせを噛みしめた年でもありました。

変わらないものはないし、一期一会という言葉を知っていてもこれほど身をもってそれを感じたことはなかったと思う。

ピンチをチャンスに、じゃないけど、この状況を嘆くより、この状況下でどう楽しむかと考える方が健全な心でいられると思うし、そういう考え方の人が好きだし、自分もそうありたいと強く思った。

まぁこれだけ好きなことしといて…って感じですが、上にも書いたような自分の旅のスタイルや考え方、わたしの中にあって見えにくかったものをこの1年が教えてくれたようにも思う。

何がわたしにとって大切なのか、ともすると複雑化して考えてしまいがちな自分の核みたいなものをシンプルにして気づかせてくれた年だった。

ありがとうとだいすき、これにつきますね。

 

来年はコロナどうこうよりも、仕事の環境が変わるので旅行の見通しが立たないのでどうなるかわからないけど、来年もまたふらっとどこかに行くんだろうと思います。

2002年にリリースされたTRICERATOPSの「2020」って曲が好きで、

♪2020年の夜明けに映る 僕らどんなんだろう

って歌詞を聴きながらずっとまだ見ぬ2020年にワクワクしていたものだけど、まさかこんな想像もつかない年になるとは!

でもこの歌詞の、

♪流行りの服で 君に変わらず歌って聞かせるような そんな僕でいたいのさ~

っていう続きのように2021年の夜明けがどんな風に映っても、流行りの服で変わらず旅して楽しい思い出を作れるような前向きな希望を持って2021年を迎えたいと思います。


Triceratops 2020

みなさまも良いお年をおむかえください。